古代遺跡や建造物などからインスピレーションを受け、独自のモード感とMIXし、助手と二人で貴金属加工。レザーアイテム。ウェア製作。デザインだけではなく、パターン縫製に至るまで全て自分達の手で行っております。
ブランドネーム anomaly structure(アノマリーストラクチャー)の意味は「変則構造」です。
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以前のブログ記事でも書きましたが、当ブランドで使用している
レザーは日本でなめされ精製されたる最高のレザー(原皮はオーストラリア。
ニュージーランド。北欧等から入って来たもの。主に塩漬けされて送られて
来る)を使用し、自らレザータンナーの工場に足を運んで精製してもらったり
タンナーさんが開発した稀少レザーを世間に出回る前に買ってしまったり
しています。。。ですので、当ブランドのレザープロダクツは原材料の時点
で相当すごいものを使っています。レザーといえばイタリアですが、
自身の主観を言えば、正直。今の日本のレベルは生地にも言える事ですが、
ヨーロッパで精製されたものを超越している物も多いです。それは
イタリアンレザーしかりで、もはやジャパニーズレザーは手触り。質感。
そして日本人の得意とする奥行なんかも非常に素晴らしいです。
それを証拠に当ブランドが鞣しを依頼したり買わせていただいている
タンナーさん数社は、それぞれ ヴィヴィアンウエストウッドやバーバリー。
セルジオロッシから依頼を受け、日本からわざわざヨーロッパに輸出を
しているくらいです。向こうでは当然、日本では非常に良いとされている
ドイツのレザーやイタリアンレザーを使うより日本のレザーを使う方が
金額的に高いにも関わらず、ジャパニーズレザーを使っています。
日本の消費者の殆どはこんな事実がある事は全くといっていい程
知りません。。そして時間をかけて作られたレザーは時間が経つに
したがって本当に非常に良い質感になってゆきます。この本物を
作れるセンス。魂こそが日本人たる物作りの真髄だと感じます。
私自身が使用しているバッグはもう8年間使用していますが、5年目
あたりからようやく完璧な風合いになっています。これから更に
数十年使っていきたいと思っております。素材の説明が長くなりましたが、
縫製している糸は8番という非常に太い糸を使っていて、製作する上で
この太い糸。というのは非常に厄介なのですが、これを使う事によって
糸が極端に切れにくいので、特に壊れない作品となっております。
箇所によっては手縫いしたり等、一点一点。手間は
惜しまなくかけております。自身で使っている
財布は10年前に創ったものを今でも使い続けています。
デザインや配色も他には見ないような個性的なものにしています。
それぞれの場所にあった革を使用していて、カウレザー。ホース。シープ。
ゴート。ディア。エルク。スティングレイ。シャーク。オーストリッチ等など。。
様々なレザーを駆使して一つの作品を製作し、トートバッグでも
一つのバッグに5種類のレザーを使う時もよくあります。配色もそれだけ
あるわけなのですが、 身につけた時。それがスーラの点描画の
ように効果的に散りばめられているので、お客様の装いや風合いに
自然と溶け込んでくれるはずです。ANOMALY STRUCTUREの作品
にはどれもその願いがこもっていますが、身につけてくださる方の
人生に寄り添って、楽しみを生み。深みを与え
それが重なって歴史となり、本物のライフアイテムとなるように願って
おります。
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