古代遺跡や建造物などからインスピレーションを受け、独自のモード感とMIXし、助手と二人で貴金属加工。レザーアイテム。ウェア製作。デザインだけではなく、パターン縫製に至るまで全て自分達の手で行っております。
ブランドネーム anomaly structure(アノマリーストラクチャー)の意味は「変則構造」です。
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当アトリエから徒歩20分程の所にある「京杉庵 こい茶屋」とその中にある
「庭園喫茶dessert」です。
山奥に通じる細道を奥に奥にと進んでゆくと、竹林がありさらにその奥の道の終点に広くかつひっそりとその空間は、腰を落ち着けています。
なぜこんな所に、と思うほど嵯峨野の奥まったところにあるのでしょうか。。。
素晴らし過ぎます。。。風情とわびさびを感じさせる佇まいを誇っています。
たった2枚の写真からでも分かるように、とても凝った庭園で、周りの静寂な自然と人工である庭園や庵とが絶妙に融合し、とても良い空気感をかもし出しています。風情の中にも妖しいとも言える心地よい静寂。。。
江戸川乱歩の小説に出て来そうな雰囲気もどことなくあります。
小川の流れる庭園の中に点在する庵が脈略を感じさせず感じさせる。。
沢蟹や蛙や蝶が集まってくるのも良いです。
日本独自の文化ってやはり良いですよね。
世界40カ国余り色々な国々を旅してきましたが、日本の古来の美意識や精神は世界的に見ても独創的で極まっていると思います。
先月(8月後半)、に行われていた花灯路です。東山や嵐山があまりにも有名で、嵯峨野は知らない方も多いかもしれませんが、毎年この時期の3日間行われています。普段の嵯峨野とは違う表情で、製作の手がピタリと止められてしまいました。気がつくと店のシャッターを下ろし、ふらっと散策に出掛けておりました。麓の清涼寺から店の前を通り愛宕の鳥居本まで続く古道を妖しく綺麗な灯かりで人だけではなく目には見えない妖怪や幽霊たちまでも引き寄せられているのではないでしょうか。
「ほら・・・あの人影がない・・・・」